専攻建築士制度・登録

すべての建築士が参加できる制度

専攻建築士経歴者証の更新を不要としました。
専攻建築士制度は、消費者保護の視点に立ち、高度化し、かつ多様化する社会ニーズに応えるため、専門分野化した建築士の専攻領域及び専門分野を明示することで、建築士の責任の明瞭化を図ることを目指し、2003年から運用を開始しました。
2010年からは専攻建築士制度は、建築士会会員だけではなく、"すべての建築士が参加できる制度"になりました。

メリット

建築士のメリット

  • 得意分野を専攻領域として明示できます。
  • 専攻建築士データベース専攻建築士システムに専攻領域とポートフォリオを掲載できます。

発注者のメリット

  • 客観的な技術力の指標が得られます。
  • 業務に応じて、適切な専門家の選択ができます。

8つの専攻領域

専攻領域は、以下の8領域とし、実務実績によって専門分野を制限なく表示することができます。

まちづくり
都市計画や地域のまちづくりに貢献する建築士
統括設計
建築設計・工事監理などを行う建築士
構造設計
建築の構造設計・工事監理を行う建築士
設備設計
建築の設備設計・工事監理を行う建築士
建築生産
施工管理、積算、CMなどを行う建築士
棟梁
伝統的建築の設計・工事監理を行う建築士
法令
建築にかかわる法令の策定、審査などを行う建築士
教育・研究
建築に関する教育や研究開発を行う建築士

新たな専門分野として「歴史的建造物保存活用」、「中大規模木造建築」、「既存住宅状況調査」を追加。

専攻建築士になるには

必要条件

  • 一年でCPD12単位を取得すること
  • 建築士資格取得後、5年以上の実務経験があること
  • 責任ある立場での実務経験が3年以上あること

申請から審査、認定・登録

所定の申請書、職務経歴書・実績書、ポートフォリオ、CPD履修証明書、建築士免許の写し、申請手数料を添えて申請(受付窓口:各都道府県建築士会)
※詳しい申請方法と受付期間は、各建築士会にお問い合わせください。

公益社団法人 日本建築士会連合会 〒108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館5階 tel:03-3456-2061
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