ご挨拶

委員長より

委員長

令和元年度から、CPD・専攻建築士制度委員会委員長になりました水田敏弘です。

建築士会では、建築士法 第22条の『~建築士は必要な知識と技能の維持向上に努めなければならない~』という条文に即して継続能力開発制度としてCPD制度を進めております。

法定団体としてすべての建築士に対する研修を行うことが建築士会に義務付けられたこと、行政機関でのCPDの実績データの活用が広まっていることを踏まえ、全ての建築技術者に建築士会CPD制度を提供することになりました。

これにともない、神奈川県でもこれまで建築士会の会員のみを対象として行っていましたが、平成22年4月から、すべての建築技術者を対象とし、オープン化いたしました。

現在、全国の自治体の工事・設計入札、調査・設計業務委託等の総合評価方式のポイントとして、あるいは参加資格要件としてこのCPDの活用が進んでいます。

又、専攻建築士は消費者保護の視点に立ち、高度化し、かつ多様化した社会的ニーズに応える為、建築士の専門分化に対応した専攻領域及び専門分野を表示し建築士の責任の明確化を図る目的の自主的な表示制度です。

これからも建築士会CPD、専攻建築士をさまざまな講演会等で呼び掛けていきた多数の方が参加していただけるように努力したいと思いますので宜しくお願い致します。

水田 敏弘


担当理事より

委員長

神奈川県建築士会は、会員の協力によって建築士の品位の保持・技術の進歩向上を図り、もって建築文化の進展に資することを目的とする建築士法で定められた法定団体です。

建築士会CPD制度は、この目的に則り、建築士会会員の知識、技術に関する研鑽と倫理観の醸成のために制度の運営を始めましたが、改正建築士法第22条の4の規定により、全ての建築士に対する研修を行うことが義務付けられたこと、行政機関でのCPDの実績データの活用が広まったことを踏まえ、すべての建築技術者に建築士会CPD制度を提供することになりました。

当委員会では、この制度が的確に運用され、更に実効性を高るよう、様々な観点での議論や改善を行っています。
多くの皆様のご参加を期待します。

長田 喜樹


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